松谷園がある岐阜県は山と川に囲まれた自然豊かな地域で、栗の産地としても有名です。
岐阜県の銘菓であり、松谷園の看板お菓子でもある「栗きんとん」は、この地元のおいしい栗を使っています。また、栗きんとんは岐阜県が発祥の地と言われており、松谷園も一際こだわりを持ってつくっています。
そんな栗きんとんが地域によって認識が異なるのをご存知でしょうか。
地域の栗きんとん、松谷園の栗きんとんへのこだわりをご紹介いたします。
秋の味覚である栗は、古くから親しまれ、その食文化にも彩を添えてきました。栗は古くは日本書紀にも登場します。でんぷん質を多く含むことから、主食だけでなく保存食としても活用されてきました。その代表的なメニューが「栗きんとん」です。
お客様が親しんできた「栗きんとん」、地域で違っているのをご存知でしょうか。
松谷園の栗きんとんは、栗本来の旨味を「ぎゅっ」と凝縮。素材そのもののおいしさを味わうことができます。地元の良質な栗を使っているからこそできることです。
例年8月下旬から、栗の収穫・仕入れが始まります。栗にも様々な種類があり、水分を多く含んだ栗は粘りが出てしまい、後味の悪い栗きんとんになってしまいます。
松谷園では、毎年栗の出来を熟練職人の舌で確かめ、厳選した国産栗のみを使用。栗の風味は時間と共に失われるため、収穫から丁寧に扱います。
素材の良さをそのままお伝えできるように時間をかけてふっくらと炊き上げ、ほんの少しのお砂糖と共に職人がひとつひとつ手作りで仕上げています。砂糖も素材を生かすものを厳選。栗きんとんはシンプルな素材の組み合わせでできているからこそ、素材のおいしさと丁寧な仕事でよりいっそうおいしい栗きんとんにすることができるのです。
栗本来の味が楽しめる栗きんとんをご賞味ください。